クイア・プラクティス

ノン・ヘテロの身体障害者。雑文書き。観て読んで考えて書く。それが反応。

2022-02-01から1ヶ月間の記事一覧

本の花束(15)川口有美子・新城拓也『不安の時代に、ケアを叫ぶ(2022、青土社)』

青土社のプレゼントキャンペーンでいただきました(先着順)。哲学科専攻だったので、学生時代から青土社にはお世話になっております。代わりに書評を書いて自分のブログにアップしようと思いますが、雑誌のように字数制限がありませんので、あまりに長くな…

小栗判官と照手姫

『小栗判官(をぐりはんがん)』とは説教節の代表作である。大学時代わたしは一般教養の授業に出席しており、この説教節を聞いた。なので特別詳細なエピソードはない。ただ、タイトルの小栗判官は旅の途中で騙されて毒を飲まされ、皮膚は爛れて化け物のよう…